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今年もオクターブの季節が訪れました。オクターブについては、すでに当サイトの「ルクセンブルクの伝統 5月」で詳しく説明されているので、詳しくは書きませんが、復活祭後の3週目の土曜から16日間開催される大聖堂のマリアへの巡礼行事です。今年は、5月11日から26日までです。開催期間中は、連日国内各地や近隣諸国から巡礼者が大聖堂を訪れ、ミサに参加後、ギヨーム広場と憲法広場で開催されている巡礼市で、飲食を取ったり、買物などをします。大きな魚のフライが名物です。
初日の11日は朝から激しい雨が降った上に、気温も低かったため、巡礼市はほとんど人が歩いていませんでした。でも、初めての巡礼者行列が来始めたときには、雨も止んで、大聖堂前で待つ大司教の歓迎を受けました。その後、マリア像を先頭に大聖堂に入りミサが始まりました。
翌12日は、朝からよく晴れて、巡礼市も賑わっていました。