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温暖化対策要求で1万5千人の若者がデモ

今年のノーベル平和賞にノミネートされたスウェーデンの16歳の高校生グレタ・トゥンベリさんが温暖化対策を政治家に要求するよう全世界の若者に呼び掛けた学生デモが、ルクセンブルクでも統一行動日の3月15日に実施されました。小雨の降る中、全国各地の高校から集まった高校生、主催者発表1万5千人(警察の数字は半分の7500人)が、お昼の12時前後から、ルクセンブルク市の大駐車場に集まり、ギヨーム広場までデモ行進しました。ギヨーム広場では、広場を埋め尽くした高校生に向かって、主催者のスペーチに続いて、希望者が登壇して、気候変動が未来の世代に与える影響の懸念を述べ、政治家に対して早急な行動を要求していました。これほどの大規模なデモと集会をルクセンブルクで見たのは初めてでした。しかし、デモも集会も整然と実施され、混乱もなく終わりました。