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ルクセンブルクの地形について聞かれると、関東の人には「山の無い蓼科高原か那須高原」、関西の人には「山のない蒜山高原」と言うようにしています。そうです、山がありません。国全体が高原、台地になっています。市内の標高は約380m、私の自宅は約400m、オフィスは約280m、というようになだらかな高原ではなく、起伏のある地形です。このため天候は変わりやすく、1日に四季があると言われています。 最高地点は北部のベルギーに近い標高560mのクナイフの丘(Kneiff)です。国内最高地点、と言っても細い農道の脇に白い目印があるだけです。何の標識もないため、探しあてるのに1時間近くかかりました。もちろん、他には誰も来ていませんでした。 ルクセンブルクの最高地点に立ったという達成感より、ほとんど誰も関心がないだろうという場所をついに見つけたという満足感に満たされます。

「人」コラム ‐ ルクセンブルクの横顔 第30回:マーク・シェーファーさん(Mr. Marc Schaefer) ― 後編