ルクセンブルクの春(3月から5月)は過去3番目の雨の多い春になったとの記事が5月31日に掲載されました。ロシアのサンクトペテルブルクやエストニアでは5月になって25度を超える晴天の夏日が2週間近くも続いたのに対して、ルクセンブルクはほぼ毎日のように雨が降って、気温も16度しか上がらないときもありました。こんなに雨の日が多かったのは初めての経験で、なんと3か月間の半数近い43日が雨の日でした。平均を14日も上回り、降雨量も69%増を記録しています。特にモーゼル河畔のRemichは94%増、首都も76.2%増でした。平均気温は10.5度で平均よりも1.2度暖かかったです。
5月31日も朝から曇っていましたが、幸い雨は降らず、午後から列車でMunsbachに行き、駅から歩いて10分ほどのMunsbach城前にあるバラ園を見学してきました。今年はなぜかこのバラ園の記事をよく目にしたのと、初めての場所なので、庭園イベントが始まった31日に見学に行きましたが、前回のモンドルフのバラ園同様に雨が多かったせいか生育が遅く、ほとんどバラはまだつぼみでした。それでも、大公一家の名前がついていたバラのいくつかは咲いていました。大公家ともつながりのある由緒あるバラ園でした。城館は現在教育省の部門に使用されており、庭園は自由に入れましたが、城館は閉まっていました。なんと、同行者が日本のブログでの記事を見つけてリンクを送ってくれました。
https://ameblo.jp/aaaribbon/entry-12630097239.html
日本人ブロガーによって、バラ園が日本語で紹介されていたのには驚きました。
フランス語の次のサイトではバラ園のビデオが見られます。
https://www.rousefrenn.lu/roseraie/
残念ながら、本日はビデオで撮影されたほどは咲いていませんでした。
なお、31日から6月2日まで開催される庭園イベントの詳細は次のサイトでわかります。
https://jardinsluxembourg.lu/fr/
大公一家が住まわれているBerg城の庭園も初公開されますが、残念ながら応募者多数で参加申し込みできませんでした。
6月2日には、前回訪問したモンドルフの庭園でバラ祭が開催され、バラの女王も選出される予定です。
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