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Who’s Next ? – Homeless, architecture and cities

1月19日の日曜日も、一時晴れただけで、曇りの寒い一日でしたが、午後、中心街は多くの人が散歩を楽しんでいました。以前、取り上げたホームレスの展覧会を今度は取材で見学してきました。
ドイツの大都市とルクセンブルクの住宅事情、東京を含む世界主要都市のホームレスの実態がパネル展示されていて、ルクセンブルクのホームレスのレポート、ホームレス支援団体の活動ビデオ、主要都市でのホームレス支援住宅プロジェクトなどが紹介されていました。
ホームレスの8割は男性との数字がありましたが、最近は女性の物乞いが増加している印象です。日中でも数度しか上がらない厳しい寒さの中、何時間も座っている人が中心街でも絶えないです。支援団体の方がシェルターなどをビデオであったように紹介しているはずですが、支援拒否しているみたいです。一時、お金を渡さないと暴言をはく物乞いがいましたが、暴力的な物乞いは禁止されてからはあまり見なくなりました。ただ、当日、中央駅近くを歩いていたら、前から来た高校生みたいな若い女性からお金を無心されました。
ルクセンブルクでは、冬の暖かい施設でのベッド支援は2001年から開始され、2022から23年の冬季利用者は1310人で、48%がEU加盟国民、43%がEU外、9%がルクセンブルク人とのことでした。
会場では、東京の住宅実情のデータに加えて、2015年に日本の世帯の15.7%が貧困ライン以下で、月収800ユーロ以下とありました。東京でのホームレスについても記載がりました。

1月18日付けRTL英語版の記事では、OECD統計では、ルクセンブルクのホームレス割合は0.11%で、OECD平均0.25%を下回るとありました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2268349.html
ルクセンブルクの場合、住宅不足が続いていて、住宅価格の高騰が、低家賃での住宅を見つけることを困難にしています。

ホームレス関連の記事は何回も取り上げられており、以下に英語版サイトの記事だけをいくつか取り上げてみます。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2189082.html
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2248647.html
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2262682.html