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ナショナルデーの23日は、前日までの猛暑とは様変わりの朝から曇りで、軍事パレードの最中には小雨が降るあいにくの天気で、肌寒い一日となりました。
今回は、初めて反対側から軍事パレードを見学しました。パレード開始を待っていたら、大声を出していた黒人男性がいて、国家警察旗手隊の1人が口頭で注意し、その後、警官によって追い払われるハプニングがありました。なぜか見物場所は黒人や中国系と思われる人が多かったです。
大公殿下と皇太子殿下の閲兵で行事が始まり、上空には軍用機が2機飛び去り、軍事パレードが開始されました。軍事パレードと言っても相変わらず戦車やミサイルもなく、ベネルクスを構成するベルギーとオランダの兵士が国旗を掲げて数名参加していました。警察、消防、税関職員の行進に続いて、車両のパレードもありました。
パレードが終わると例年通り、兵士によるランチと飲み物の無料提供があり、すごい混雑でした。会場ではコンサートや軍事車両、兵器の展示もありました。ランチ提供後、1時間を経過したら、さすがに行列もなくなり、すぐにホットドックやスープが手に入るようになりました。昨年からスープ容器、プラスチックの飲料水、ビールカップはあらかじめジュトンを購入して、引き換えでスープや飲み物を受け取るシステムになりました。使用後は、返却すると全額返金され、ポイ捨て防止の環境に優しいシステムが導入されています。ここでしか食べられない軍隊提供のスープは大好きで毎年楽しみにしています。