11月18日は、今冬初の氷点下になった日で、朝から一日よく晴れていましたが、路面や屋根が白く染まっていました。
ルクセンブルク・インターネット・デーのイベントは10年以上も毎年参加しているイベントで、最新のITC動向が誰でも無料で専門家や政策担当者から聞くことができる上に、ランチも無料で提供されています。でも、今回は残念ながらサンドイッチだったので、デザートのケーキとフルーツカクテルだけ食べて帰りました。午後から授業があるので、残念ながら午後は参加できませんでした。
日本でも理系の女子が少ないと言われていますが、当イベントも参加者の9割近くは男性の感じで、相変わらずITC分野は世界的に男性社会みたいでした。ただ、企業の出展スタンドでは、数は多くなかったですが、女性の姿も目立ちました。今回は、招待国もなく、出展スタンドの数も少し少な目でしたが、初めての参加者が多いのが特徴でした。日本からの参加はなく、日本人参加者も見かけませんでした。東洋系の参加者も数人いたかどうかで、圧倒的に欧米人が多かったです。
午前中のメインテーマは、日本でも問題になっているサイバーアタック対策を扱うサイバーセキュリティで、講演前の初めのパネルディスカッションのテーマでもありました。EUは加盟各国が個別に対応するだけでなく、EUとして各国が協力して取り組む組織を持っていることが強みだと感じました。
システム担当者としては、当たり前のことですが、バックアップを毎日取って、リカバリー手順を文書化し、年に少なく1回は手順に沿ってリカバリーテストを行うのは常識ですが、予算面、マンパワーから、残念ながら多くの企業特に小規模企業は実施されず、ベンダー任せの所も多いです。
たちが悪いのは、データの暗号化だけでなく、データが流失してネットで一部が公開されることです。これに対する回答は保険以外示されませんでした。
クリスマス市は今週金曜からですが、すでに夜のライトアップは開始されています。センターのハミリス広場では、今年は初めてタワーが設置されて、ライトアップがきれいでした。