ルクセンブルク大聖堂の聖歌隊が1844年に結成されてから、今年で丁度175周年を迎え、6月から毎月ほぼ月1回のペースで、大聖堂において記念コンサートが開催されていますが、国立公文書館では、これを記念して、展覧会が10月5日まで開催されています。
会場では、展示品の見学だけでなく、過去のコンサートの録音を聴いたり、大公一家の大聖堂でのイベントのビデオを見ることができます。大聖堂での大公戴冠式、皇太子結婚式、ジャン大公葬儀ミサの模様をビデオで紹介しています。
国立公文書館での展覧会は、あまり知られていないため、ほとんど毎回、見学者1人のことが多いですが、ルクセンブルクの昔の公文書をもとにした興味あるテーマの展覧会を毎回無料公開しており、私が最も好きな見学場所の一つです。展示説明は基本、仏語と独語のみですが、写真も多く展示されているので、見るだけでも楽しめます。観光客が入っているのみたことは一度もありません。たまにルクセンブルク人の年配者の見学をみるだけです。
