ルクセンブルクは6月7日に初の世界遺産日を祝いました。大勢の人が集まるイベントが非常事態宣言で禁止されているため、衛生対策を考慮して実施されました。「ルクセンブルク市、その古い町並みと要塞群」が1994年にユネスコ世界遺産に登録されてから、25周年を祝うイベントの一環です。
ルクセンブルクの旧市街に次の3つの徒歩、自転車ツアーが設定され、携帯アプリのオーディオガイドが、英独仏蘭ルクス語の5か国語で提供されました。
1.2.5㎞の「ユネスコ・トレイル」徒歩
2.9.5㎞のサイクリング・パス グルント、クラウセン、ペトルッセ、プファッフェンタールを通る
3.ベビーカーと移動の少ない人がアクセスできる短い1.9 kmの徒歩
ルクセンブルク市博物館には、ユネスコ訪問者センターが開設されています。
また、1993年にユネスコ「世界の記憶」遺産に登録された北部地方クレルヴォー城にある「Family of Man」が当日午後、無料公開されました。
このほかに、ルクセンブルクには、2010年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「エヒテルナハ 踊りの行進」があります。
今後のイベント詳細は次のサイトで確認できます。
https://patrimoinemondial.lu/