現在、ルクセンブルクのキルヒベルク地区にある展示会場Lux Expoとアーロン通りのエトワール広場まで開通している路面電車が、いよいよ12月13日の中央駅までの延長区間開業を目指して最終テストが11月30日から開始されています。本番通りでの営業速度で、初めて日中の込み合う中央駅前を横切っての乗客のいないテスト運行が始まっています。パリ広場から中央駅までの区間は先週まで工事中で、日中1車線の車通行は線路上を使っていたため、夜間のみの中央駅までのテスト運行でした。工事が終わって、1車線の車通行と隔離した路面電車2車線が並行して使用可能になり、初めて日中での本番同様のテストが可能になりました。人通りの多い中央駅前では、頻繁に通行する路面電車に多くの人が戸惑っている一方、私同様に写真を撮っている人が何人もいました。
13日からは、センター地区と中央駅間を走る定期バスが大幅に減少され、市内、郊外路線のバス運行が大幅に変更になります。ルクセンブルク市の全世帯には、すでに新しい市内バス路線図が配布されました。車内では、新しい路線運行時間は、ネットで調べるように案内されています。
今回は、大幅な変更なので、慣れるまでは、時間がかかりそうですし、今まで乗り換えなしのバスで行けた場所も、路面電車との乗り継ぎになるケースが増えそうです。利便性は劣りますが、市内の交通量は減りそうですし、混雑時間では、路面電車なので渋滞待ちは避けられます。
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