ルクセンブルクでは、クリスマス明けの12月26日から、新型コロナ対策として新たな規制が導入され、第一波でのロックダウンに続いて、食料品など生活必需品を販売する商店以外の閉鎖が実施されています。
第一波の閉鎖時、スーパーマーケットでは、生活必需品以外の販売も認められていましたが、今回は禁止され、おもちゃ、衣料品や家電などのコーナーは、テープが張られて入れなくしたり、棚にビニールカバーをかけて、購入できなくしています。
28日に市内中心街と郊外のショッピングセンターに行って来ましたが、スーパーの食品コーナー以外は人通りも少なく閑散としていました。
中心街に先頃開店した新店舗のルイ・ヴィトンでは、入口は閉鎖されていましたが、中では、少数の顧客に販売がなされていました。
新たな外出制限で、午後9時以降は、レストランでのテイクアウトはできないが、出前は可能とのことです。日本でも出前はピザなどを除くとあまり見られなくなりましたが、新型コロナによるレストラン閉鎖で出前をするレストランがルクセンブルクでは増えてきました。
新たな規制内容は、大使館からのメールで詳細がわかりますので、コピーします。
新たな規制(12月26日より1月10日まで)
(1)在宅勤務が推奨され、非在宅勤務を可能な限り制限する。
(2)夜間外出禁止令が、午後9時から午前6時までとなり、現在の午後11時から2時間早まる。
(3)店舗は、生活必需品のみの販売となる。スーパーマーケットでは、生活必需品以外の販売ができなくなる。小売店は一般客を迎えることはできないが、店舗引き取りや宅配は引き続き認められる。
(4)屋外での飲酒は禁止される。
(5)学校では、来年1月4日から始まる新学期の最初の週は、在宅学習となる。保育園、学童保育、音楽学校やその他の施設は閉鎖されたままとなる。保護者はこの期間、家族都合の休暇を取ることができる。
(6)個人的なスポーツ活動は許可されるが、それ以外のスポーツや学内スポーツはすべて禁止される。
(7)規則に違反した場合の罰金は300ユーロに増額される。