culture

Luxembourg and the Orient

ルクセンブルクでは、夏至を来週に控えて、連日30度を超える真夏日が続いています。日なたでは38度を記録するほどなので、熱中症対策で、外を歩くのは控えて、18日の午後4時過ぎに、国会図書館で開催中の展覧会を見てきました。以前キルヒのショッピングセンター行った帰りにトラムに乗り、国会図書館前の案内で展覧会は知っていましたが、なかなか機会がなかったです。
ルクセンブルクとオリエントの古写真展で、地味な写真展なので、案の定、訪問者は私1人で、会場には、係員もおらず、ゆっくり鑑賞できました。説明は全て英語で、仏語説明書が会場入口にありました。19世紀に英国の裕福な貴族子弟の卒業旅行として知られるグランドツアーで、ルクセンブルクを訪れた観光客用に撮影された写真を主に、後半では、エジプトの観光地での写真が、写真機材や写真集と共に展示されていました。
ここでのオリエントはアジアではなく、エジプトでした。ルクセンブルクの要塞跡が残る写真は、現在の風景と対比して、とても興味深かったです。
要塞跡の城壁や兵舎は当時とあまり変化がないですが、今のように住宅があまりなく、更地が谷底には広がっているのが印象的でした。
展覧会の後は、キルヒのショッピングセンターまでトラム脇の日陰を歩いていきました。トラム路線は環境にやさしい緑地で、雑草の花がきれいに咲いていました。スーパーでは、23日のナショナルデーを控えて、ルクセンブルク産の食品フェアーが開催されていました。
帰りに通った中央駅近くの裏通りでは映画の撮影を一般道でしていました。