culture

新型コロナの影響で大規模な文化イベントが今年の夏もまだ開催されないため、新しい企画シリーズとして、過去のルクセンブルクで行われた大きな文化イベントを紹介したいと思います。丁度、夏休みに入って、古い写真の整理を始めていたら、この企画を思いつきました。
第1回は、2007年に開催されたEU Japan festでの日本文化紹介イベントを紹介します。同年に欧州文化都市が、ルクセンブルク市を含むグランド・リジョンで開催されたのに合わせて、関連イベントとしてルクセンブルク市で、日本文化が紹介されました。1995年にルクセンブルク市が欧州文化都市に指定されたときにも、ルクセンブルク市で日本文化紹介イベントが開催されていました。来年2022年は、ルクセンブルクで3回目となる欧州文化都市が、第二の都市エッシュに指定され、数多くの文化イベントが計画されていますが、過去2回とは異なり、新型コロナの影響があるため、日本文化イベントはどうなりますか。

2007年のイベントは、ルクセンブルクと近隣諸国にある日本文化団体と、隣接するドイツのトリアの姉妹都市である新潟県長岡市の和太鼓グループが招待されました。またトリアの鼓笛隊も参加していました。1995年は石川県が後援して開催され、日本の花火も行われました。
剣道、柔道、居合道、合気道、弓道紹介、日本の曲演奏、盆栽、生け花デモ、和太鼓演奏などが行われました。日独トリア協会により日本紹介講演もありました。かって、トリアであった日本イベントでは、姉妹都市長岡から文化使節団が招待され、トリア大学の日本語学科学生が、将棋、碁を含む日本文化のワークショップを開催していました。