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Connecting Europe Express train

今年は、European Year of Rail 2021ですが、これを記念するメインイベントとして企画された欧州周遊特急列車が最終目的地前の最後の訪問国として、10月5日にルクセンブルク南部のBettembourg駅にお昼過ぎ到着し、記念式典が開催されました。
ルクセンブルクは、撮り鉄が日本と異なり少なく、平日お昼過ぎということもあって、報道カメラマンやテレビクルーの方が多かったです。1人10代の少年が撮影に来ていたほかは、5、6人の大人だけでした。
到着は13時29分の予定でしたが、貨物列車が前に通過したため、3分遅れで到着しました。到着した列車のパノラマカーから、初めに降りて来たのは、ルクセンブルクのバウシュ モビリティおよび公共事業大臣で、続いて、EUのモビリティと輸送担当ジェネラル・ディレクターが降りてきました。
駅前に開設された歓迎式典会場には、招待客と乗客が記念品を入口で受け取って入りました。
式典でのスピーチ概要は次の政府サイトで見れます。
https://gouvernement.lu/en/actualites/toutes_actualites/communiques/2021/10-octobre/06-bausch-connecting.html
二酸化酸素の削減で、今、欧州では再び鉄道に注目が集まっています。廃止された夜行列車も一部復活しています。仏政府は、1時間以内の航空便の廃止を決めています。
到着した特急列車は、9月2日にポルトガルの首都リスボンを出発して、欧州26か国2万キロを走破して、10月7日にパリに到着しました。客車はドイツ、フランス、イタリア、スイスなどの車両を連結していて、スイス車両はパノラマカーでした。特急列車の経由先、ブログなどが次のサイトで見れます。

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参加者のブログでは一部区間だけの部分参加もできたみたいです。日本の旅行会社で、これほど大規模ではなくても、4、5か国を周遊する列車を企画できたら、人気を集めるのでは。