11月8日月曜日、国内全世帯に国勢調査の案内パンフレットとオンライン回答アクセスコードが記載された文書が郵送されました。
10年に一度の国勢調査で当初は2月に予定されていましたが、新型コロナで延期されていました。11月8日から政府サイトでオンライン回答可能で、住宅、雇用、教育、家族についての質問があります。言語は、ルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語、英語、ポルトガル語の５か国語から選択できます。
統計局では、紙回答でのマニュアル作業を軽減するために、前回わずか2％に過ぎなかったオンライン回答が、30から40％に増加することを期待しています。
オンライン入力は、11月28日まで可能で、22日までに回答がなかった世帯には、4千人余りの調査員により紙の質問票が自治体から配布され、12月5日までに回答する必要があります。
回答は義務で、拒否、未回答、誤った回答には、最高2500ユーロの罰金になります。オンライン入力を促進するために、オンライン回答者には抽選で25の賞品が用意されています。
総人口63万4700人余りで、世帯数は28万弱です。
調査結果は、将来の議会議員数、住宅、学校、病院、託児所、高齢者施設計画などに反映されます。
第一回目の国勢調査は、255年前の当時オーストリア施政下であった1776年に実施され、人口は、現在の3分の1余りの22万4094人でした。
