11月14日の日曜日は、知り合いの車に乗せてもらって、北部地方にある国内標高最高地点とルクス、ベルギー、ドイツの3国国境地点に行って来ました。
実は、前々から行きたくて、鉄道、バスを乗り継いで行く方法を探していたのですが、記念碑はいずれも村落から離れた地点にあり、かなり田舎道を歩かないと行けないので、保留にしていました。幸い、知り合いに話したら、車で行ってもらえるとのことで、やっと実現しました。公共交通機関と徒歩だと接続がうまくいっても2時間以上もかかるのが、車ならわずか1時間ほどで行けました。村落にはバスが行っても、村落から離れたところは人が住んでいないので、バスが通っておらず、車でないと行けないところが残念ながらあります。
今回は、標高の最高地点について紹介し、次回に三か国国境地点を紹介します。
最高地点は、農地の間を走る農道の途中にあり、メインの道路からは、細いトラクター道は見落としかねないです。最高地点には、白い四角の石の上に十字が描かれた標識があるだけで、これも気を付けないと見過ごしかねないです。Kneiffと呼ばれる地点で、標高は560.08mです。あいにく雨が降った後のため、農道はぬかるみでした。車が汚れてしまい知り合いには申し訳なかったです。
山がないルクセンブルクでは、丘の上が最高地点ですが、農地の中にあり、あまり最高地点のようには見えなかったです。
むしろ、1994年まで最高地点であったBurrigplatzの方が高台にあり、道路の頂点に位置して、パノラマが3方向に広がっている上に、記念パネルもあるため、最高地点のように見えました。1994年にGPSを活用したデジタル測定で、Kneiffが最高地点となり、Burrigplatzは558.35mで2位になりました。
解説パネルの表示とは異なる標高が石造りの塔に掲げられていたパネルに書かれていました。こちらは、559.11mでした。
反対に最も低いのはモーゼル川沿いの Wasserbilligの標高130mで、ルクセンブルク市は標高300mです。