EU加盟国内にある人口5万人以上の都市のバリアフリー化を競う第12回EU アクセス・シティ賞(Access City Award 2022)の最終候補6都市にルクセンブルク市が選ばれました。
他の5都市は、スペインのバルセロナ、パルマ、ポルトガルのポルト、フィンランドのヘルシンキとベルギーのルーバンです。
この賞は、欧州委員会が、障害を持つ人々がよりアクセスしやすくなるための都市の意欲、能力、努力を認め、祝福するものです。
受賞都市は、障害を持つ人々が住宅、職場、公共交通機関、公園の遊具、情報通信技術(ICT)などの公共およびプライベートエリアに簡単にアクセスできるようにしている模範都市の役割を果たします。今年は、欧州連合(EU)の40都市がこの賞を申請しました。
最終選考は12月3日に開催される欧州障害者の日の会議で発表されます。
欧州全体で、障害のある人は依然として日常生活においてかなりの障壁に直面しています。例えば、
1. 障害のない人よりも4倍多くの障害のある人が医療ニーズに十分答えてないと報告しています
2. 障害のない人の88%と比較して、障害のある人の64%だけが自宅でインターネットに接続しています。
3. 障害のない若者の10人に1人と比較して、障害のある若者の5人に1人以上が早期に学校を去っています。