中央駅から伸びるリベルテ通りの中ほどに位置する旧アルベド本社ビル(現在は国立銀行BCEE)で、”De Mains de Maîtres” (職人の手)の展覧会が11月28日まで開催されています。今年のテーマは‘Living the material’です。
https://www.luxembourg-city.com/en/what-s-on/event/de-mains-de-maitres-vivre-la-matiere
普段は入ることができない国宝級の建物で、1922年に当時の製鉄会社アルベドの本社として建設されました。2006年からは、アルセル・ミタルの本社になり、2015年にBCEEが購入して、内部を改装して、外壁をきれいにしました。中国系銀行も購入候補になりましたが、由緒ある建物だけに、近隣に本店があるBCEEが購入したみたいです。
展覧会は1階と最上階で開催され、多くの職人の作品が展示されていました。最上階の窓からは、目の前にある広場が一望でき、クリスマス飾りで、光のトンネルと4本のロウソクが設置されています。今年は、ルクセンブルク市が、QuattroPoleに属する4都市の議長国で、4回目にあたるため、4本のロウソクが設置されています。他の3都市は、フランスのメッス、ドイツのトリアとザールブリュッケンで、1本目のロウソクは、メッスからともされました。