日本では夏から秋にかけてが台風のシーズンですが、ルクセンブルクを含む西欧では、冬が嵐の季節です。強風で多くの木が倒されたり、大きな洪水が発生することがあります。
2月5日の夜から6日の日曜日は一日中、強風と時折激しい雨が降りつける嵐でした。幸い今回は大きな被害はなかったですが、市内グルンド(谷地区)を流れるアルゼット川を、翌7日に見に行ったら、増水した茶色の水が激しく流れていました。7日には、激しい雨は収まり朝から晴れ間もありましたが、風はまだ強く、午後には残っていた黒い雲も一掃されて、青空が広がってきました。
太陽が見えることが少ないルクセンブルクでは、2週間ぶりの雲がほとんどない青空が広がっていました。日本では雨期の梅雨がありますが、ルクセンブルクには雨季はないです。なぜならば一年中雨が降っているからです。ルクセンブルクを含むベネルックスの典型的な天気は雨です。最近は、温暖化で晴れることが増えたことで、逆にゲリラ豪雨も増えてきましたが、雨といっても日本と異なり、傘のいらない小雨や霧雨が多いです。先週も傘のいらない湿った天気が続いていました。8日には、風は収まりましたが、朝から再び一日曇っています。
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