コロナでロックダウンになって以来、全く飛行機に乗っていませんでしたが、ギリシアに住む知人が同僚の娘さんの結婚式に呼ばれ、私も参加できるとのことだったので、2年ぶりに飛行機でギリシアに行くことにしました。
空港でも機内でもマスクをしている人は少なく、空港もコロナ前並みに混雑していて、まるでコロナが収束したみたいでした。航空会社のホームページではワクチン接種記録のチェックもあることのことでしたが、オンライン・チェックインしていて、預け荷物もなかったため、セキュリティチエック後すぐに空港内に入れ、接種記録チェックはなかったです。行きはルフトハンザ、帰りはスイスエアーでしたが、両社共に、無料で配られたのは小さな水ボトルだけで、ソフトドリンク、アルコール、スナックも有料になり、有料の預け荷物、席事前指定と合わせて、まるで格安航空みたいでした。
幸い行きはよく晴れていたため、ルクセンブルク市街が空からよく見えました。
帰りのスイス航空では、2つの初めて経験するハプニングがありました。一つ目は、2才になったばかりのシャルル王子を連れた皇太子一家が、エコノミークラスにおつきもなく、3人だけで、皇太子が大きな手荷物を3つ持って乗り込んでこられたことでした。反対側の2列先に座っていました。二つ目は、滑走路に向かって走り始めた航空機が突然長い間止まり、技術的な問題で、ゲートに戻って修理可能かどうか調べると機長からのアナウンスがあり、ゲートに戻りました。結局、修理できず、代替の機体は、30分後に到着するので、全員降ろされました。ターミナルの子供用滑り台では、シャルル王子を遊ばせている皇太子の姿が見られました。
はからずも皇太子夫妻の私生活での関係を垣間見ることができました。結局、2時間遅れでの出発となりました。ルクセンブルク空港に到着すると、係員が出迎えていて、ターミナルビルには入らず、ボーディング・ブリッジから階段を下りて、直接、出迎えの車に乗車していました。機内では、CAも特別扱いすることなく、乗客も誰も皇太子一家とは気が付いていない様子でした。私的な旅行にはだれも干渉しないようにしているのかもしれません。後ろと反対側の隣の男性2人が少し皇太子と子供について話しているだけでした。ステファニー妃はお疲れの様子で、ほとんど無口で、子供の世話も皇太子が機内でもほとんどしていました。
参加した結婚式と披露宴はルクセンブルクの話題でないので、詳しくは書きませんが、日本と似ていたのは、郊外の結婚式場で行われ、参列者は紙袋に入れた現金をご祝儀として渡していました。招待者は500人ほどはいたみたいですが、知人曰く、通常の半分ぐらいと言ってました。式と披露宴は5時間以上も続き、多くの人が食事の合間に舞台でギリシアの踊りを楽しんでいました。食事はメインが2回も出て、前菜、デザートも含めて食べきれないほどでした。
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