sightseeing

9ユーロ切符と超格安特急列車で北ドイツへ

ルクセンブルクからオンラインで購入した9ユーロ切符を使って6月2日から4日間の北ドイツへの旅に出かけてきました。1日目ブレーメン、2日目リュ―ペック、3日目ブラウンシュヴァイクの3都市市内観光、4日目はカッセルで有名な噴水ショーを見学してきました。
初めの3日間はよく晴れて、午後には暑いほどでしたが、4日目は午後から雨の予報で、朝乗り換えたハノーバーではよく晴れていましたが、カッセルに着いたときは曇りで一時小雨が降ってきました。
ブレーメンでは、有名な広場で、日本人や中国人団体客のグループを何組か見かけました。いずれも若い人が多かったです。ブラウンシュヴァイクでベビーカーを押しながら歩いていた若い日本人夫婦に話しかけたら自動車関連日本企業の駐在だと夫が話ていました。近くにフォルクスワーゲン本社や工場があるため、日本企業が進出しているとのことでした。当地のガイドをしてくれたドイツ人の知り合いとは7年ぶりの再会で今回は日本語だけで話し、ランチは日本レストランで食事をご馳走になりました。オウナーの日本人女性とは顔なじみのようでした。
カッセルの噴水ショーは、悪天候にも関わらず、すごい人波で、前で写真を撮るのが大変でした。驚いたのはロシア人の家族連れが多く、ドイツ語よりもロシア語がよく聞こえてきました。
9ユーロ切符はすでに100万枚以上も売れたとのことで、大都市中央駅と列車での大混雑の弊害をすでに実感させられました。特に今回乗り換えたハンブルク中央駅の大混雑は日本でもあまり見られない光景で、ホームにあふれる人波で、警官が入場制限していました。ハノーバー行きの地方急行は満席で、通路、入口にも人が一杯で、各ドアに10人以上が乗れずにいたのを、強引に割り込んで乗リ、2時間半立ちっぱなしを覚悟しましたが、幸い2階席にいたスカウトのグループの1人が席を譲ってくれました。今回乗った地方急行はほとんどが満席で、立っている人が何人もいました。
今回は、長距離のコブレンツ・ブレーメン間はインターシティ特急を利用し、帰りのハノーバー・カッセル間は、新幹線しかネットでは検索できなかったですが、ググったら民間の長距離バスで有名なFlixbusがFlixTrainを運行していることがわかり、なんと同区間を指定席で4.99ユーロと超格安で購入できました。新幹線の路線を走り、独新幹線だと54分のところを62分で結んでいました。ドイツにこんな格安列車があるのは知りませんでした。DBで指定席を取ると4ユーロが取られますので、まさに指定券並みの特急券でした。ちなみにDBだと同区間は30から40ユーロでした。
日本の青春18切符に似ていますが、期間が1か月で、しかもバス、トラム、地下鉄など市内交通も乗り放題ですから、いちいち切符を買うことなく旅行者にはとても便利です。さらに通勤客も毎日の通勤に6月から8月まで使用できます。
今やルクセンブルクでも話題の切符で6日付けRTL英語ニュースにも掲載されていました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/1924044.html

掲載写真は各都市2枚づつです。