6月23日金曜日は、ナショナルデーの祝日で、前日とは打って変わって、朝からよく晴れて、日向では30度を超える暑さでした。
12時から駅前通りの旧アルベド本社前で、例年のように小さな国の小さな軍事パレードが始まりました。今回は、4発の大型輸送機と双発機が上空を2回通り過ぎてから兵士の行進が始まりました。今年は、NATO参加のBeneluxの兵士として、ベルギーとオランダの兵士が行列に加わりました。戦車はなく、装甲車などの軍事車両に続いて、警察、消防救急、税関車両がパレードに参加していました。
パレード終了後は、メッス広場で、ルクセンブルク軍兵士が、スープ、ソーセージを挟んだパンなどランチに加えて、ミネラル水、ビールを参列者に無料で配布していました。食事中にはバンド演奏があり、また装甲車の内部見学、銃火器やドローンなどの展示もありました。兵士が担ぐリュックサックを見物客が担ぐコーナーもありました。食事は、千人近い人に無料配布され、豊かな国の大判振る舞いでした。ただ、中近東や東欧からの移民が増えて、ランチ配布の待ち行列に割り込む外国人が多く、並んでいても次から次へと割り込まれて配布を受けるのが大変でした。また、無料でビール飲み放題であったため、テーブルには飲み残しの多量のビールカップが残されていました。かって、あまり見られなかった光景で、治安悪化だけでなく、マナーの低下が、ひどくなって、かっての安全で、マナーがいい国からは様代わりです。
16時半からは、大聖堂でミサがあり、大公一家を身近に見れる機会なので、撮影に行ってきました、ミサ後は、大公宮殿まで徒歩で向かい、途中、皇太子から初めて、ボンジュールと声をかけられました。なぜか、今回は大聖堂への入場時も、ミサ後も警官やSPの警備が手薄なのが気になりましたが、なにごともなく、宮殿に戻られました。
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