6月はアメリカをはじめ、世界各地で「プライド月間(Pride Month)」とされ、LGBTQ+の権利について啓発を促すさまざまなイベントが開催されました。ルクセンブルクでは、7月3日から9日までPride週間として、様々なイベントが開催されましたが、週末にあたる8日土曜日の13時から、solidarity and rejection of hate and ignoranceをテーマにEquality Marchが開催されました。今年は、米国大使館が主催して、日本大使夫妻を含む10か国の大使関係者が乗った山車が出ました。米国がパレード主催したため、JPモルガン、ブラックロック、Fidelity、アマゾンなどの企業グループでの参加がありました。大臣が乗った山車がパレードの先頭を走りました。
メイン会場の市役所前では、パレード到着後、家庭大臣、首相、市長のスピーチがあり、コンサートが始まりました。
なぜプライドと呼ばれるようになったかは、WWDJapan.comによりますと、
「「プライド(pride)」は、英語で”誇り”や”自尊心”を意味し、日本語でも同様の意味で常用される。英語圏では近年、「プライド」はLGBTQ+コミュニティーの”誇り”や”自尊心”を指すことが多い。西洋では特にキリスト教の影響で、同性愛が”罪”であり、”恥(シェイム、shame)”であるとされてきたことから、その反対である「プライド」という言葉を使って社会運動を始めたとされる。」
と記載されていました。