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1月19日から20日にかけて、最低気温が北西部地方でマイナス17度近くまで下がり、今年一番の寒さになりました。首都近郊Findelでもマイナス12度を記録していますが、北東部Viandenではマイナス1.8度でした。
首都では20日朝からよく晴れて、午前中はマイナスでしたが、昼には0度まで上がり、日向では寒さがあまり感じられませんでした。お昼の用事が早く終わったので、午後からEchternachに行って、RTL英語版の週末イベント案内で知った第二次世界大戦で破壊された町の復興展を見ることにしました。
https://today.rtl.lu/luxembourg-insider/events-and-traditions/a/2158869.html

大駐車場脇の劇場バス停から201番のバスに乗って、Echternachに向かいました。谷底にあるEchternachに近づいて、谷を下る道から、それまで真っ青な空でよく晴れていたのが、霧で視界が急に悪くなり、着いた時にも霧が立ち込めたままでした。展覧会に行く前に、湖のところで途中下車して、凍結している湖を見てきました。湖上では、歩いている人やアイススケートをしている男性を見かけました。氷点下の日が続いて、十分凍結していたかもしれませんが、リスクは自己責任で行っていたみたいです。また、湖畔の斜面ではそりを楽しんでいる家族連れもいました。
再びバスで終点まで乗り、中心部を少し歩いてから、展覧会を見てきました。小さな展覧会で、説明は珍しく独語と英語でした。私のほかは、若いカップルがいました。男性は熱心に見ていて彼女に英語で解説もしていましたが、女性は興味なく半分展示を見ただけで外に出てしまいました。第二次世界大戦の戦争ではなく、戦後の復興展で、米国だけでなく、スイスが復興資金の一部を提供したこと、ナチス軍捕虜が復興工事に動員されたことを初めてしりました。町の破壊は、独軍よりも連合軍の爆撃が主でした。北部や東部の多くの市町村が家屋や教会の大きな被害を受けました。
首都に戻ってきたら日没後の夕焼けがきれいでした。

なお20日深夜の首都の気温はマイナス7度です。でも、この寒さは21日までで、22日からは再び天気が崩れて7から11度まで上がる予報です。

21日のRTL英語版に消防救急当局が凍結した湖上を歩くことの危険に対して警告を発したのと記事がありました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2160576.html

ドイツ側は青空で、どうやら霧に包まれていたのは、Echternachだけ?