bussiness

15th Enterprise Open day (2nd day)

19日も朝からよく晴れていたので、企業公開日2日目は、Rosportの南にある小さな村Bornにあるシードル(リンゴ酒サイダー)工場Rambornの見学に行って来ました。工場は小さく、内部もボトル工程は他で行っているため、リンゴ搾り機と小さな保管タンクなどがあるだけでした。ルクセンブルクには、首都も含めて多くのリンゴの木がありますが、多くのリンゴは誰も収穫せずに道端に転がり朽ち果てています。豊かな国では、リンゴはスーパーで買うことはあっても、拾う人はいません。かって拾ったリンゴでコンポートを作りましたが、手間がかかるし、買った方が安いので長続きせず、やはり拾わない理由がわかりました。でも、もったいない話です。捨てられるリンゴを有効活用することでシードルの製造が、始まりました、今も57%のリンゴは、本来捨てられるリンゴが使われています。自前の農園の他に、100近い農家から購入しています。かって120万本あったリンゴの木は、20世紀を通じて激減し、今では1万本ほどに減っており、良好な状態の木は7千ほどとのことです。シードルはフランスのノルマンディーが有名ですが、ルクセンブルク産があるのは知らなかったです。
次は、キルヒにあるルクセンブルク大学科学技術棟の見学に行きましたが、途中、経由したGrevenmacherではバス乗継時間に蚤の市見学とモーゼル川散策をしてきました。大学では、見学ツアーに参加しましたが、私のグループは私以外若い男性6人でした。月面を模した場所での月面作業車、ロボット、ドローン、水の浄化作業などの実演や3Dリンター等の説明を英語で受けました。子供連れの家族連れも多く参加していました。実演が多いので、小さな子供でも楽しめました。でもツアーは2時間以上かかり、さすがに疲れました。同グループの若者は後半すぐに座っていました。