ルクセンブルク貿易投資事務所(東京)が発行するニュースレター「CROSSROADS(クロスロード)」4月号で日本進出が紹介されたルクセンブルクのスタートアップ企業ANote Music (エイノート・ミュージック)について、当地の仏語経済誌Paperjamでも4月30日のネットで大きく取り上げられました。
「CROSSROADS(クロスロード)」4月号では、次のように企業紹介されています。
「ルクセンブルクのスタートアップ企業の日本進出が増えています。革新的で洗練された音楽印税取引所の開設で世界でも注目されるANote Music (エイノート・ミュージック)が、日本で同様の事業を行うロイヤリティバンクと業務提携しました。誰もが楽曲へ投資したり、ミュージシャンやレコード会社が販売する権利を購入することができる同プラットフォームは、投資家と音楽版権所有者の両方にメリットをもたらす画期的なシステムです。昨年11月に東京事務所を開設したSNS解析のTalkwalkerに続く、ルクセンブルクのスタートアップによる日本上陸で、当事務所も嬉しく思います。」
仏語経済誌では、「Anote Musicが日本に妹をもつ」のタイトルで、次のように配信されていました。
「ルクセンブルクの音楽著作権取引の新興企業であるANoteMusicは今週、日本でロイヤルティバンクとの合弁事業を発表し、日本の作品に特化した2番目のプラットフォームを立ち上げました。
当面、ルクセンブルクのプラットフォームとそのカタログを参照しますが、長期的には、ロイヤルティバンクは、日本の音楽の権利を中心とした独自のプラットフォームを持ち、市場は毎年37億ユーロと推定されます。また、ヨーロッパの投資家が日本で日本の権利を売買することを可能にし、日本人はルクセンブルクの新興企業のカタログからヨーロッパの作品で同じことをすることができます。
音楽の権利に加えて、ANoteMusicの新しいパートナーであるロイヤリティバンクは、コミックやアニメーション映画の権利も販売する予定です。」とのことです。
新たな投資先市場の登場で、音楽を手始めに、コミックやアニメーション映画などのソフト産業の活性化が期待できます。
Anote Musicは、ルクセンブルク中央駅近くにあるスタートアップ企業が集まる「House of Startups」の表示があるビル内にあります。