今、話題の第5世代移動通信システム、5Gの第3回目となる会議がルクセンブルクで、10月5日から3日間の会期で開催されています。
今回は、先月のICTスプリング同様に、会場参加とオンライン参加のハイブリット開催のため、来場者は、前回と比べてかなり少なく、中国からの参加者も見かけませんでした。政府主催の会議で、5Gに対する市民からの意見も募集しているため、一般の人、誰でも市民枠での参加が歓迎されていましたが、スピーチは専門的なものもあり、あまり多くなかったみたいです。背広を着た男性参加者が多く、展示ブース以外では、女性もあまり多くなかったです。
注目の首相スピーチは、EU議長国スロベニアでの首脳会議に出席するため、朝一番の9時から開始されました。前日のフェイスブック・トラブルを引き合いにデジタル化が日常生活の欠かせない一部になっていると述べた後で、ルクセンブルクのデジタル化対応について仏語でスピーチしました。
今回は、ルクス・エキスポでの開催で、展示ブースと会議場の仕切りがなく、展示ブースの話声で、スピーチが聞き取りにくかったです。
午前中は、EU、英国、イスラエル、フィンランド、ベルギーからの講演者のスピーチやパネルディスカッションがありました。
イスラエルのehealthの取り組み、EUでのブロスバンド化、自動化運転、遺跡観光時の復元映像スマホ配信などの講演がありました。2030年までに自動化運転を目標にしていますが、自動車免許がなくなることはないし、コーヒーを飲みながら運転席に座っているだけもないが、交通渋滞はかなり解消されそう。歩行者も自転車もいない高速道路での実装化を目指している。
展示ブースでは、5Gを提供している携帯会社、ルクス大学などに加えて、今回も日本のNTT現地法人が出展していました。
朝食、休憩時コーヒー、昼食が無料提供されましたが、朝食は家で来場前に取り、昼食はサンドイッチだったので、途中お茶だけ飲み、ランチ前に、珍しい欧州26か国・2万キロを周遊した欧州特急列車の到着撮影で、南部地方の駅に行きました。この話題については、別投稿で紹介します。