2月11日15時半から、新型コロナ規制で店内での飲食が禁じられている飲食業者が、ルクセンブルク市内中心のダム広場で、政府にさらなる財政支援を要求する大規模集会を開催しました。最低気温がマイナス7度まで下がり、午後になっても氷点下の厳しい寒さの中で、集会が開始されると、開始後も続々参加者が増えて、メディアの発表では600人から1000人近くが参加しました。開始にあたって、主催者からマスク着用が参加者に求められました。開始後、柵に囲まれ警官に警備された議長を含む議員団に法案化を依頼する要望書が手渡されました。
11月下旬からの2回目のロックダウンで、飲食店閉鎖が決まってから、認められているテイクアウトとデリバリーは一部の飲食店しか行われておらず、多くの飲食店が完全に営業を停止しています。
過去3週間にわたり、毎週土曜午後にデモが行われましたが、最大でも動員は350人に過ぎなかったのに、今回は厳しい寒さにもかかわらず倍近く集まりました。飲食業界は、2万2千人の雇用、3千の企業、330日間の規制と160日間の閉鎖などの数字やスローガン次々に電光掲示板に表示されました。
ただ、ルクセンブルクの集会やデモは、隣国とは異なり、音楽が流れる中、まるでお祭りのような感じで、暴力的なことはまれです。
最も希望的な観測で、3月7日から、おそらく再開は4月1日になるだろうと予想されています。長引く閉鎖で、政府の補助だけでは、固定費も全額賄えないことが、さらなる支援を求める要求につながっています。
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