8月28日水曜日、日本大使公邸で、日本から共同プロジェクトに参加した中央大学と関西学院大学の学生たちが来訪して、ルクセンブルク大学の学生とともに、ルクセンブルクのスタートアップ企業であるCircu Li-ion社が提案したテーマでの研究発表会が開催されました。初めての日本の大学とルクセンブルク大学との共同プロジェクトで、リチウムイオン電池のエコシステムであるリサイクリングについて、災害時の活用、日本でのマーケットリサーチ、スタートアップ支援先、電動スクーターでの活用の４つのテーマで、各グループがそれぞれの研究成果を発表しました。
各グループ発表後、Circu Li-ion社からの質問があり、グループ側の学生から応答があり、最後に同社からフィードバックがありました。
日本とルクセンブルクの時差が7時間、日本国内も東京と大阪で距離があり、Eメール交換やズームでの討論と、困難な状況の中で、両国の学生たちが指導教授のもとで、まとめ上げた成果は称賛に値します。このような両国学生の共同プロジェクトが今後も継続されることが期待されています。
冷夏が続いていたルクセンブルクとしては、珍しく幸い好天気に恵まれ、再び30度を超える暑さの中で、来訪した日本からの学生たちは初めてのルクセンブルクでの滞在を共同プロジェクトのルクセンブルクの学生との交流を通じて楽しんだことと思います。
Circu Li-ion社
https://www.circuli-ion.com/
