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Nexus2050 – International Tech Pulse

昨年までICT Springとして開催されていたルクセンブルク最大のテックイベントが、主催者企業の倒産により、新たな主催者の下で、生まれ変わってNexus2040として、6月26日から2日間の日程で、ルクセンブルクの展示場で始まりました。
主催者が変わったことで、展示レイアウトが全く変わり、周りに一般企業や公的機関のブース、真ん中にスタートアップのブースが設置されました。午前10時からメインステージでオープニングのスピーチがゲストスピーカーによりありました。初めにギヨーム皇太子が、続いて、経済相などが次々に登壇しました。今までにない趣向として。米国からのAIロボットであるソフィーが進行役の一躍を担いました。
歓迎スピーチ後に皇太子一行が各ブースを訪問し、日本ブースにも立ち寄られました。今回、日本からは、5社が政府招待で参加しているとのことでした。参加企業の詳細は次のサイトに掲載されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000010206.html

会場が狭いこともあって、例年になく混雑している印象を受けました。

昨年も参加されていたThermalytica社は、すでにルクセンブルクにオフィスを開設されていて、来年には現在、つくば市で製造している超断熱材をルクセンブルクで生産するとのことで、久しぶりに日本企業製品の当地生産になりそうです。

なお歓迎スピーチなどについて、すでに仏語版経済誌の投稿がなされていますので、参考にリンクします。
https://paperjam.lu/article/guillaume-sofia-et-ukraine-ouv
https://paperjam.lu/article/technologie-au-service-durabil
https://paperjam.lu/article/ukraine-se-battre-et-innover

AI関係について
https://paperjam.lu/article/ce-que-compte-faire-luxembourg

1970年代のAI創世期に、国立研究所でAI研究に実習生として携わった者としては、すでにビジネスでAIが活用されている姿を見るのは感無量でした。