ルクセンブルク語のキャッチコピーを集めてみました!
マクドナルドの i’m lovin’ it や日立のInspire the Nextなど、どこかで一度は耳にしたことがあるキャッチコピーってありますよね。
ある日テレビを見ていて、ふと思ったのです。
「ルクセンブルクに拠点がある企業にも同じ様なキャッチコピーはあるのだろうか?」
「公用語が3つあるけれど、キャッチコピーはフランス語?グローバル企業なら英語?それともルクセンブルク語もあり?」
色々な疑問が湧いて来たので、この機会に調べてみることに。
その結果、ルクセンブルク語、フランス語、英語、でキャッチコピーを掲げている企業が見つかりました。
今回はルクセンブルク語のキャッチコピーのみをご紹介致します。
①BOFFERDING
ルクセンブルクの名産品としては、ワインが挙げられがちですが、実はビールも美味しいんです。
有名どころでいうと、BOFFERDING、Diekirch、Simon、Battinでしょうか。この中では、私はBOFFERDINGがお気に入りです。
そんなBOFFERDINGのキャッチコピーは、『De Béier vun Hei (The beer from here)』
最近は、Bio beerも発売された様で、『De Bio vun hei 』 というキャッチコピーもあるようです。
スーパーでも購入できますので、現地を訪れた際には是非お試しください。
画像引用元: https://www.bofferding.lu/
②Fischer (パン屋さん)
ルクセンブルク市内、ショッピングセンター、ルクセンブルク大学近くなど色々な場所にあるパン屋さんです。
ルクセンブルクのパン屋さんは、フランスの影響をより受けています。
お店の商品は主に3つのカテゴリーに分かれています。表記はルクセンブルク語です。
・BROUT(バゲットや丸パンなど、甘くないもの)
・Mëtschen(クロワッサンやパン・オ・ショコラ、プレツェルなど)
・Kuchen an Taarten(ケーキとタルトの意味。チーズケーキや季節のフルーツのタルトなど)
留学生時代あまりフランス語が出来なかったので、馬鹿の1つ覚えで「Bonjour! Un pain au chocolat s’il vous plaît」と毎日の様の言っていました。未だに他のパンは買う勇気がないです….
・・・ちなみにサンドウィッチはサンドウィッチというカテゴリーなんですかね。 詳しい方いたら是非教えて下さい。
前置きが長くなりましたらが、Fischerのキャッチコピーは、『Mäi Bäker (My baker)』 です。
イートインスペースを設けているFischerもありますので、お茶のひとときに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
画像引用元: https://lu.fischer1913.com/fr?utm_source=Google&utm_medium=SEA&utm_campaign=Marque&gclid=EAIaIQobChMIytS2yZuI6gIV0NaWCh0Dvw6LEAAYASAAEgKTx_D_BwE
③Rosport (ミネラルウォーターのメーカー)
こちらもルクセンブルクのレストランやスーパーでよく見かける、ミネラルウォーターのメーカーです。
ガス入り、ガスなしの両方があります。ガス入りの方でも微炭酸くらいなので、苦手な方にもトライしやすいと思います。
Rosportのキャッチコピーは、『d’Waasser vum Liewen (The Water of life)』 です。
最近はグレープフルーツやライムなどフレーバーウォーター “Rosport Mat”シリーズも販売され始めましたよ。
画像引用元:http://www.rosport.com/fr/produits
④Cactus (スーパーマーケット)
外国のスーパーマーケットを巡るのが好きな方は多いのではないでしょうか。
ルクセンブルクにある有名どころのスーパーと言えば、Cactus(カクトス)、フランスのスーパーAuchan(オーシャン)、ベルギーのスーパーDELHAIZE(デレーズ)かと思います。
見たことがないものが沢山揃っていますし、ちょっとしたお土産を購入するにも最適!
そんなスーパーマーケット Cactusのキャッチコピーは、『Nëmmen dat Bescht! (Only the best!)』 です。
Cactusが見つからなくても、どのスーパーにも大体Made in Luxembourgのコーナーがありますので、ここにしかないものを購入したい方にはオススメですよ。
画像引用元: https://www.cactus.lu/en
⑤Luxlait (乳製品メーカー)
私がヨーロッパに行って毎回思うことは、ヨーグルトやバター、チーズなど乳製品がとっても美味しい!ということ。いくらでも食べられる気がして、つい食べすぎてしますことがこれまで多々ありした、、、
こちらのLuxlaitの商品はスーパーで購入も可能ですが、ホテルの朝食に置いている所ありますので、探してみて下さい。
Luxlaitのキャッチコピーは、『Qualitéit vun heiheem (Quality from home)』 です。
画像引用元: https://www.luxlait.lu/
⑥Spuerkeess (銀行)
ルクセンブルクと聞くと、金融のイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
色々な銀行がある中、Spuerkeessにルクセンブルク語のキャッチコピーがあり、『Äert Liewen. Är Bank (Your Life. Your Bank.)』 と言うそうです。
Place de MetzにあるSpuerkeessの建物は、銀行には思えない美しい外観ですよ。
周辺を工事していることも多いですが、お散歩がてらチェックされてみてはいかがでしょうか。
画像引用元:https://www.bcee.lu/de/snet/
⑦BNP Paribas (欧州金融機関)
日本にも拠点があることから、ご存知の方も多いBNP Paribas
フランス語のイメージが強かったのですが、ルクセンブルク語もあるんですね。
そんなBNP Paribasのキャッチコピーは、『D’Bank fir eng Welt déi ännert. (The bank for a changing world)』 です。
画像引用元: https://www.bnpparibas.lu/en/
⑧Eis Epicerie (エピスリー)
環境に配慮し、木で出来た調理用スプーンや瓶入りのヨーグルトなど日用品を扱うお店です。
ヨーロッパでは牛乳やヨーグルトを瓶で購入し、買ったお店に瓶を返却しに行く光景をよく目にします。それだけこのシステムが生活に根付いているのでしょうね。
Eis Epicerieのキャッチコピーは、『Bewosst akafen – Gesond liewen (Conscious shopping – Healthy life)』
です。
こちらのお見せはルクセンブルク市から離れた場所にあるので、観光で訪れるのは難しいかもしれません。
市内には同じように環境に配慮した商品を扱うOUNIというお店があるので、立ち寄って見ると面白いと思います。
画像引用元:http://eisepicerie.lu/
ルクセンブルク語のキャッチコピーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ルクセンブルクの人々は外国語が堪能かつ、日常的に外国語を話すことに慣れてしまっているため、現地に行ってもルクセンブルク語を耳にすることは少ないと思います。
その一方、一言でも、二言でもルクセンブルク語が話せるとなると、とても喜ばれるのです。
この記事が少しでもルクセンブルク語に興味を持つきっかけになったら幸いです!