5月18日の木曜日は、昇天祭の祝日で、今年は、飛び石連休初日に当たるため、外国旅行に出かけている在留邦人の方も多いと思います。
朝からよく晴れて、午後には気温も20度を超えて、日向では暑いほどの陽気でした。中央駅から列車で、久しぶりにWiltzに行ってきて、ポルトガル移民最大の宗教イベントであるファティマの聖母を祝う巡礼を見学してきました。中央駅からの列車もポルトガル移民や同じく旧ポルトガル植民地であったカーボベルデからの移民者の家族連れで満席近かったです。
初めに、白い聖母像のある教会を見学して、近くの巡礼市を散策しました。14時から教会でミサが始まり、短いミサ終了後、聖母像が担ぎ出されて、丘の上にあるファティマ聖母チャペルへの巡礼が始まりました。聖母像の後には、国内各地から集まったポルトガルやカーボベルデ出身の多くの参列者が長い行列を作って巡礼に加わっていました。
丘の上からは、Wiltzの町だけでなく、四方が見渡せました。丘の上のチャペル前で、ミサが行われましたが、暑さで倒れるスカウトの女の子も出て、スカウトの子供たちは、日向の席から、日陰の芝生の上に移動していました。
自然の中を歩くのも好きですが、ルクセンブルクは小国にも関わらずイベントが多いので、イベントに合わせて、近辺を散策できるのも楽しみの一つです、しかも国内の公共交通は全て無料なので、日本のように高額の交通費がいらないのが便利です。
私はかってポルトガルに行ったときに、ファティマの聖母教会堂を訪れ、ファティマの奇跡の物語をしりましたが、日本ではフランスのルルドほどは知られてないので、参考に説明リンクを次に掲載します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ファティマの聖母
