6月23日はルクセンブルクのナショナルデー。
22日にルクセンブルク大使館で行われた記念レセプションにお邪魔しました。
クリスチャン・ミューラー公使の日本語でスピーチの後、お祝いに駆け付けた林芳正文部科学大臣の音頭で乾杯!
ルクセンブルクのワインやビールを片手に和やかな談笑が広がりました。
18世紀末から、ルクセンブルクでは君主の誕生日を祝う習慣がありました。大公妃シャルロット(1919年~1964年)の長い治世下で彼女の誕生日1月23日が常に祝日となりました。ところが、1961年の冬は気候条件が非常に悪かったことから、祝日を6月23日に移行して、国民の休日と定められました。その後、1964年にジャン大公が大公位を継承した際にも、ジャン大公の実際の誕生日1月5日ではなく6月23日をそのまま祝日とし、現在のアンリ大公(誕生日は4月16日)が継承した際もナショナルデーは移行されることなく現在に至っているとのことです。
本国ではナショナルデーの前夜は大花火大会が模様され、国中がお祭り騒ぎとか。6月はルクセンブルクを訪れるのにはベストシーズンかもしれませんね!