久々に会った友人とのランチ、積るよもやま話も終盤にかかった頃、ルクセンブルクを皆で語り合う、自由でオープンなプラットフォームを作りたい、という構想が友人の口から伝えられました。すでにルクセンブルクに思い入れのある数名の方々が準備会を開いた由。「それ、とっても面白いよ!すごくいいと思う!!」これが私のファースト・リアクション。で、このリアクションこそ、今、私がこの文章を書いている理由なのです。
四半世紀以上にわたり、広報・コミュニケーション畑で活動している私にとって「伝えること、伝わること」は最大の関心事。(伝えたいことが上手く伝わらないコミュニケーション・ギャップをどう乗り越えるか、「伝えたこと」が「きちんと(しかも説得力をもって)伝わる」にはどうすればいいのか、を探り具体的な活動で実践していく事が私の本業です)。
ブログなどの個人レベルでの情報発信は活発化していますが、様々な分野の人達が、自らの意思でゆるやかな団体を組織し、情報発信の主体となるケースは実は非常に稀です。しかも、その目的は「ルクセンブルクについて、語りたい!もっとみんなに知ってもらいたい!もっと色々なことを知りたい!」というのですから、愛に溢れているではありませんか。どういう形で誕生するか、どう成長していくか、本当に興味津々。ぜったい楽しい取り組みになるな、とワクワクしました。
私のルクセンブルクに関する知識は、前述の友人を含むルクセンブルクとのかかわりの深い方々や書物を通じての極めて間接的で断片的なものでしかありません。でも、今、この魅力的な国について、もっとよく知りたいと心から思います。皆さまの投稿でLIEFの情報は豊かに繁っていきます。LIEFの活動に、本業で得た情報収集・拡散・調整のノウハウを活かすことは望外の喜びです。そしてLIEFがルクセンブルクをより深く知るための情報と知識の宝庫になることを願っています。
ルクセンブルク情報交流フォーラム(LIEF)
事務局長
左近充 ひとみ