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80th anniversary of the liberation 1 (ナチス占領からの解放80周年記念1)

今年は、第二次世界大戦でナチスドイツによる占領から米軍によっての解放80周年で国内各地で、記念イベントが開催されます。1944年9月9日、国内で一番初めに解放されたペタンジュで、6日金曜から記念行事が始まりました。6日午後は市役所前広場で、首相、軍事大臣が出席して、市長他市関係者、ベルギー、仏独、スペイン、オランダの5か国の軍人が正面玄関前に、広場にはルクセンブルク軍兵士が整列していました。マリ、コソボ、ルーマニア、ウクライナで任務を遂行した兵士に勲章が授与されました。多くの兵士の家族が見学に訪れており、兵士の奥方が国内であまり見かけない美人揃いだったのには目を奪われました。男性兵士はルクセンブルクでは女性にもてるみたいです。冗談はそれぐらいにして、兵士の中に、白人でない、黒人や中国系を含むアジア系もいて軍旗の旗手も黒人が勤めていました。ルクセンブルクの兵士には国籍条項がなく、かってEU市民であればだれでも入隊できると聞いたことがありしたが、ここまで多くの肌の異なる兵士がいたのには驚きました。日本では想像できない風景です。次のリンク先のビデオや写真で兵士の顔が見れます。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2229457.html

9日の月曜日は解放日で、同時に国内で初めて米軍兵士が1名戦死した日でもあります。夕方から皇太子、首相が臨席して記念式典が記念碑前で催され、米国国家斉唱、ルクセンブルク国家演奏後に続いて、最後にかっての米軍車両によるパレードがありました。会場を市役所裏の公演に移して、皇太子、首相の訪問記念署名後、皇太子は見物客と気軽に話されていました。
9日は朝から雨が降ったり止んだりのあいにくの天気で、気温も20度を割って、いよいよ本格的な秋の気候になってきました。ただ、式典が始まるころには、黒い雲の合間に青空も見えてきて、幸い雨は降らなかったです。
今後の80周年記念イベントの町名と日程は次のサイトでわかります。
https://lu.usembassy.gov/marking-the-80th-anniversary-of-luxembourgs-liberation-during-world-war-ii/
解放経緯については
https://chronicle.lu/category/at-home/51345-luxembourg-commemorates-80th-anniversary-of-liberation-from-nazi-occupation