欧州連合加盟国で初めて5月9日の「欧州の日」が祝日になったルクセンブルクで今年も「欧州の日」を祝うイベントが首都のダム広場で開催されました。時折激しい雨が降るあいにくの天気でしたが多くの見物客で賑わいました。14時から公式な開幕式典が開催され、今年は、「マダム・ヨーロッパ」と呼ばれている日本名「ゆりこ」をもつ神戸生まれの純粋なルクセンブルク人で、欧州連合のルクセンブルクでの代表を務めるBackes氏が開幕スペーチを行いました。同じ日に議長国であるルーマニアで開催された臨時EUサミットに出席したため、首相は参加しませんでした。開幕式典の後は、毎年恒例のEU議会提供のケーキが、見物客に配られました。また、議長国であるルーマニアは、ルーマニアコーナーを設けて、民族舞踊、文化観光紹介に加えて、ルーマニア料理とワインをランチとして無料提供していました。その他は、例年と同じく、各加盟国や各EU機関がスタンドを設けて、観光案内や機関の活動内容を紹介し、舞台では、加盟国の民族舞踊を披露していました。
開幕スペーチをするBackes代表
「欧州の日」の記念ケーキ
ルーマニア料理コーナー
ルーマニア民族舞踊
ルーマニア工芸品
民族衣装を着て観光案内するラトビア・スタンド
ギリシア民族舞踊
ブルガリア民族舞踊