7月13日の日曜は朝から国内唯一の軍隊駐屯地で開催された国軍の公開日に初めて行ってきました。ルクセンブルク市から列車でエッテルブリュックまで行き、そこから連絡バスでディーキルヒ郊外の高台にある駐屯地に行きました。エッテルブリュック駅に着くと、すぐにモダンな連絡バスが来ましたが、乗ったのはわずか5人ほどで、大型バスはがらがらでした。ところが、途中寄った郊外の駐車場は長い行列で、すぐにバスは満席になり、乗れない人がまだ長い行列を作っていました。公共交通は無料なのに、相変わらず車利用者が大変でした。帰りも同じで、駐車場までは満席でしたが、駅まで行く乗客は7、8人でした。
10時開始で、11時前には着きましたが、駐屯地内はすでに多くの人で混雑していました。ルクセンブルクのイベントでは最近キャッシュレスが大半でしたが、今回はカードやモバイル支払も不可で、入口で配布されたチップ付きの腕輪に、チャージすることで、飲食や物品購入できるシステムでした。でも、事前チャージする必要があり、チャージ・ポイントはどこも長い行列でした。
駐屯地内には、ルクセンブルク軍の車両、兵器だけでなく、隣国の独仏ベルギーの車両、兵器の展示もありました。また、第二次世界大戦時の米軍車両の展示もありました。ただ、戦車の展示は、仏軍の小型戦車だけで、ルクセンブルク軍が保有してない外国ならの最新の大型戦車や大型ミサイルの展示もなかったです。また、兵員輸送軍用車両での体験乗車もありましたが、いつも長い行列ができていました。模擬戦が開始される前にベルギー空軍基地からルクセンブルク軍との共同保有の大型輸送機が、戦闘機2機を伴って上空を展示飛行しました。模擬戦は、建物にこもる敵軍を制圧する戦闘の再現で、機関銃のけたたましい音と、発煙筒や発光弾使用で、実戦らしさを再現していました。ただ、私はかってベルギー軍基地で、ヘリコプターや戦車を使った模擬戦を見たことがあるので、迫力はいまいちでした。
小さな国の、戦車もミサイルもなく、空軍もないので戦闘機もなく、保有する軍事力に沿ったイベントでした。ただ、会場では、コンサートや子供向け遊具やイベントも開催されていて、親子で楽しむイベントでした。
ルクセンブルクのイベントでは、布袋、ボールペンを無料配布していることが多く、今回のイベントでは両物品に加えて、兵士用帽子が無料で配布されいました。
今回のイベントでも写真を500枚以上も撮ったので、選択に時間がかかりました。皇太子殿下と防衛大臣の視察だけでも30枚以上も撮影していました。
最後にRTL英語版での報道
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2320869.html
さすがプロの写真家だけに上空の写真が決まっています。もっとも報道陣はベストショットができる場所に登ることができますが。群衆に交じって下から撮影している私とは大違いですが。


















