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Begging ban (物乞い禁止)

3月27日にルクセンブルク市議会で決定された物乞い禁止がやっと12月15日から実施されました。ルクセンブルク市での決定後、人権侵害の疑いで当時の社会党出身内相によって実施が保留されていましたが、新政権誕生で新たに就任したキリスト社会党内相が、ゴーサインを13日に出しました。実施地区は、中心街、中央駅地区、駅裏のボヌボア地区の3地区で7時から22時まで物乞いが禁止されます。当面は、新規制の普及活動で、強制排除はなされないとのことです。16日の土曜正午前に、規制対象地区を取材してきましたが、いずれの地区でも物乞いをしている人を見かけました。ボヌボア地区では、いつもパン屋の前に座っているロマらしい若い女性を福祉活動家らしい3人の女性が話しかけていました。パリ広場ではクリスマス市入口、センターでもクリスマス市近辺に物乞いがいました。ただ、正午頃のせいか、規制が知れ渡ったせいか、いつもよりはだいぶ減っていました。
16日は関東地方で夏日を記録したみたいですが、ルクセンブルクでもよく晴れて、日向では冬物コートが必要ないほどで多くの人や散歩を楽しんでいましたし、団体観光客も何組か見かけました。17日も前日に続いて朝から一日よく晴れました。クリスマス前のサンデーショッピング日で店が開いているため、郊外のショッピングセンターは多くの買物客で賑わっていました。センター内では早くも割引セールをしている店もあり、サンタのパレードも行われていました。