東京で8月の猛暑日が過去最高の11日を記録し、東日本の8月平均気温が過去最高を記録するなど、日本も暑い夏だったみたいですが、ルクセンブルクも今年の夏(6月から9月)は過去2番目に暑い夏を記録したとのことです。最高気温は、首都近郊Steinselで8月9日に記録した38.3度でした。暑さだけでなく、雨がほとんど降らず記録的な日照りを観測しています。まさに、新型コロナがなければ、夏のバカンスには最適でした。
夏の最後のイベントである2020年のブラデリーでのストリートマーケットは8月31日の月曜日に開催されました。ただ、あいにくの一時雨が降る肌寒い天気と、新型コロナ対策と路面電車工事で規模が大幅に縮小されたため、いまいちの人出と活気でした。
報道によりますと、例年360余りのスタンドが、217スタンドと半分強の6割しかなく、出展者は市内商店に限られ、しかも新型コロナ対策で、マスク着用で、飲食スタンドは、ギヨーム広場だけに制限されました。例年ならば駅前商店街の車道はホコ天になるのが、車は通行止めになりませんでした。
お昼過ぎに、駅前商店街から、センター商店街まで、歩きましたが、例年ならば混雑で歩くのが困難なのが、今回は、通常の土曜日並みの人出でした。ギヨーム広場に入る手前で、前から首相一行が早足で歩いてくるのに気が付き、写真を撮りましたが、急いでいたので、ボケてしまいました。すれ違うときに仏語で首相からあいさつされました。ギヨーム広場の飲食コーナーも一部スタンドで行列がありましたが、大半はがらがらでした。
その後、バスで、クロッシュ・ドール・ショッピング・センターに行きましたが、こちらも各店内は一部を除いて閑散としており、唯一、福引コーナーだけが長い行列でした。
なお、路面電車工事は、8月の建設労働者一斉3週間の休暇を、緊急事態宣言で工事が4月中止されたことで取らなかったため、予定通り10月にテスト運転、12月に中央駅までの開通が行われる見込みです。