others

Christmas market cancelled by tragic accident

ルクセンブルクのニュースが久しぶりに世界中で報じられましたが、残念ながら悲しいニュースでした。
11月24日の日曜、クリスマス・マーケットが始まって、初めての週末で、しかもよく晴れて気温も9度まで上がったため、会場は子供連れを含む多くの訪問客で賑わっていました。悲劇は、日曜のイベントとして、アイススケート・リンクの脇で行われた氷の彫刻会場で発生しました。午後、製作者が氷の彫刻を観客の前で作成し、その後、記念写真が行われてました。18時に行ったときには、子供たちが、近くを走り回っており、やな予感がしましたが、帰宅後の20時に、大きな700キロの壁のような彫刻が、崩壊して壊れました。壊れた破片が近くにいた子供を直撃して、懸命の救助作業にも関わらず、蘇生せず死亡しました。亡くなったのは2才の男の子で、この事故のニュースが英米やアジアのニュースメディアでも報じられました。事故を受けて、25日に予定されていたクリスマス市のイベントは全て中止され、会場は人通りもほとんどなく閑散としていました。事故現場には、多くの花、ロウソク、ぬいぐるみが供えられていました。崩壊の原因は不明ですが、気温9度と暖かかったうえに、強いライトで照らされていたため、溶けて、崩壊した可能性があります。
亡くなられたお子様が、安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

氷の彫刻製作風景

完成した彫像の前で記念撮影する家族連れ。この2時間後に事故発生。左側にある高い彫像が崩壊。近くには、多くの小さい子が見られた。なぜ、セキュリティ・ガードがいなかったか不思議。

事故現場に供えられた花束、ロウソク、ぬいぐるみ。

イベントがキャンセルされ、閑散とする会場