ルクセンブルクでは、10月11日の新規感染者が200人を超えて208人に達し、実質的には3月のピークを上回る過去最高を記録しました。3月23日の219人は、約1割の越境労働者での感染を含めていましたが、8月27日から居住者だけの数字に変更されています。死者も連日のように出ていて、今月になって8人目で、総数132人に達しています。
ルクセンブルクでも経済を優先するために、各種のイベントが徐々に再開されてきました。例年、新規住宅を探す人で込み合うHome ExpoがLuxExpoの展示会場で10月10日土曜日から開催されました。今年は、密を避けるために、事前に入場日時指定オンライン予約をして、チケットを入口でスキャンする必要がありました。例年ならば、期間中無料で自由に入場できるチケットが無料新聞や広報誌などに掲載されていました。入口では、入場前に手のアルコール消毒、荷物検査に続いて、チケットスキャンがありました。消毒液は、会場のあちこちに設置されていた上に、自転車で消毒液を配布しているスタッフもいました。
会場内は密を避けるために、各スタンドの距離が大幅に取られており、スタンドによっては、問い合わせ窓口に透明の仕切り版を設置していました。事前予約が必要なせいか、久しぶりの晴天で散歩を楽しむ人が多かったせいか、会場内はスタンドが閑散としていることもあって、土曜の午後4時過ぎにも関わらずがらがらでした。週末で、こんなに空いていたのは初めてでした。住宅危機に対する集会がセンター地区で開催されていたことが影響していたのかもしれませんが、地元メディアの報道では、週末全ての時間帯で空いていたのことでした。
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