ルクセンブルクでは11月に入って日照時間が極端に短くなり、典型的な冬の天気であるほとんど太陽が見えない曇り空の日が続いています。火曜夜からは気温が氷点下になり初雪の予報が出ています。曇っていると16時過ぎには暗くなり始めますが、暗い季節を明るくするクリスマス市が首都では22日金曜から始まります。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2250289.html
国内各地のクリスマス市の日程は次のサイトでわかります。
https://www.luxtimes.lu/yourluxembourg/leisureandtravel/our-pick-of-christmas-markets-across-luxembourg/4763159.html
今年のインターナショナル・バザーは、例年より早めの11月15日の週末3日間に開催されました。バザー委員会の名誉会長である大公妃は、皇太子妃と共に、開幕日の15日19時過ぎに訪れ、初めに民族衣装の子供たちから花束を受け取り、待機していた日本大使夫妻を含む外交団、バザー委員会関係者などとあいさつ後、会場のスタンドを回われました。初めにウクライナ・スタンドに寄られました。今回は、ブラジルが5年ぶりに参加し、昨年出展しなかった紛争中のイスラエルも参加したため、警戒が厳しく、会場外に警官が待機し、入場時には金属探知機での持ち物検査もあったため、時間によっては30分近くも入場に待たされたとのことでした。2日目は、舞台で参加国の民族舞踊やコーラスに加えて、日本は盆踊り、柔道・剣道の技説明がありました。ギリシアの子供たちの民族衣装は国内各地の衣装での踊りでした。また、ウクライナの子供たちも民族衣装を着て、民族音楽を合唱していました。ウクライナの子供たちの歌声を聞いて、かって、ウクライナの少女合唱団が日本語の歌である「長崎の鐘」を歌っているビデオを見たことを思い出しました。同じ被爆地であるチェルノブイリ原発事故博物館での公演でした。
ウクライナもロシアも馴染みのある国で、かって何人もの知り合いがおり、お互いの国を案内したことがあります。両国ともに日本語の学習者が多く、日本語だけで交流できた知り合いが大半でした。今回もウクライナのボルシチ・スープを食べましたが、キエフ訪問時だけでなく、モスクワ訪問時も毎日のようにウクライナ・レストランでボルシチを食べていました。モスクワには何軒もの日本語メニューがあり民族舞踊も見れるウクライナ料理のチェーン店がありました。両国の間には多くの親族もおり、早く争いがなくなり、再び自由に往来ができるようになることを願っています。
当バザーはクリスマスのギフト購入だけでなく、56か国のスタンドから各国の有名料理を飲食できるのも大きな楽しんの一つです。日本スタンドでも焼きそば、寿司、おにぎりや和菓子などが販売されていました。以下のサイトでバザーの歴史や今回の会場内の様子が見れます。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2249746.html
日本スタンドのメンバー写真も128枚目以降に掲載されてます。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2251094.html