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日本人が強盗に襲われ負傷

やはりか、ついにか日本人が襲われて負傷する事件が発生しました。28日に当地の日本大使館から次のメールがあり、注意喚起がなされました。
「6月27日午前0時頃、インターナショナル・スクール・オブ・ルクセンブルク(ISL)付近にあるブイヨン駐車場(P+R Bouillon)というバス停付近を日本人観光客が夜行バスに乗車するため1人で歩いていたところ、見知らぬ男性に「スマートフォンを貸してほしい。」などと声を掛けられた後、殴る蹴るの暴行を受けて、さらに、パスポート・クレジットカード・現金等在中のショルダーバッグやスマートフォンを盗まれる強盗の被害に遭いました。被害者の方は、暴行を受けたことにより前歯を折られる怪我を負いました。」
早速、29日に現場付近を撮影してきました。実は、トラムが中央駅に来る前は、夜行バスは中央駅のバスターミナルから発着していたのですが、トラム工事に伴いブイヨン駐車場脇に移転していました。17時頃に、現場の長距離バス乗り場に行ってきましたが、10人近くの人がバス停で待っていました。私も、中央駅から発着していた時は、夜行バスを何回か利用していましたが、ブイヨン駐車場脇は夜間ほとんど人がいないことに加えて、治安悪化がひどくなったため、利用を控えていました。
同じ27日夜にたまたま中央駅近くのイタリア人家庭の夕食に招待されて、23時過ぎに帰るとき、バスがまだあるのでバスで帰ると言ったら、危ないので車で送ると言われて、送ってもらいました。まさに、住民の間では深夜に徒歩で外出することは危険であると認識されていることを物語っています。かっては、女子高校生が深夜に一人で外出しても全く問題がなかったのに、様変わりです。治安悪化の要因の一つが警官不足で、首都では市長が再度民間会社の警備員による夜間見回りを再開していますが、残念ながら今回襲われた地区は、住宅がない駐車場地区なので、対象になってないです。

29日には、前日に続いて再び大使館からメールで、今度は不審車両の注意喚起でした。
「最近、報道や一部の学校等のSNSでルクセンブルク市やルクセンブルク南部の地域において、不審者及び不審車両が目撃されている旨の情報が発信されています。
これらによると、「白いバン」に乗った不審な男(達)が子供(達)(特に少女)に近付いたり声を掛けたりし、中には「腕を掴まれた。」と話している子供もいるようです。
また、別のソーシャルメディアでは、2人の少女が誘拐されたと噂になっているようですが、警察は、誘拐とは断定していない模様です。一方で、警察は捜査を開始しており、警察のホームページにおいて不審者対策を掲載しています(下記にリンクを掲載していますのでご確認ください。)。」
当地のメディアでも、前日のメールで記載されていたISLの近くで目撃された報じられていました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2079976.html
たまたま、27日に招待された家庭でもお子さんが別の私立学校に通学しているため、食事中にこの件も話題になり、奥様ネットワークからのメッセージがひっきりなしに送信されてきていました。

ルクセンブルクも移民労働者増によって人口が増えて、ほかの欧州の大都市並みに、危険な地区ができてきましたので、暗くなってからの外出には十分な注意が必要です。