7月9日の日曜日、大手パン屋チェーンFisherのパン製造グループ会社Paneluxが、工場を一般公開しました。
バスで工場近くの国道沿いバス停まで、ハイキンググループのメンバーと一緒に行きました。11時過ぎに工場入口に着きましたが、すでに100人以上が並んでいて、長い行列ができていました。
ルクセンブルクの工場見学でこんなに並んでいるのを見たのは初めてで驚きました。工場内は、ハンドバックなどバッグ類、身に着けている腕時計やアクセサリーなども着用禁止で、ロッカーに入れる必要があり、ロッカーの数が限られているため、なかなか行列が進まずに、2時間近くも待たされました。ロッカーに預けた後は、頭にカバー、白っぽい透明なビニール衣を着用して内部に入りました。小さな工場のため、仕切られた見学ルートはなく、製造作業場近くを歩いて、バームクーヘン製造、お菓子製造、パン製造、サンドイッチ製造の各作業場でガイドから説明を受けました。パン製造以外は自動化があまり進んでおらず、職人にとる手作業が主でした。
最後に食堂テントで、バームクーヘンとサンドイッチの試食があり、パン売り場でパンをもらって帰りました。
https://fischer1913.com/fr-lu/actualites/dimanche-9-juillet-journee-portes-ouvertes?
10日になって、ハイキングクラブのメンバーから首相が訪問した時の写真が送付されてきましたので、リンクを参考で張ります。
入口での全体説明では、製造した5割のパンは、隣国など国外に輸出されるとのことでした。グループ従業員千人で、女性が過半数、28か国の国籍の人は働いていて、1位フランス、2位ポルトガルの2か国籍で6割近くを占めています。ルクセンブルク人は1割に満たないです。