中央駅で、北部地方に向かう路線L10の線路が完全に撤去されました。先日、ヴィアンデンに行くときに、エッテルブリュックまで代行バスに乗ったので、工事で運行停止になっていたことはわかっていましたが、まさか線路が撤去されているとは思いませんでした。
7月19日から8月6日まで、工事予定で全ての北部地方行き列車はバスで代行運転されます。地方急行ですとエッテルブリュックまで30分ですが、バスだと45分もかかり、かなり混雑していました。
鉄道先進国である欧州では、インフラの老朽化が目立ち、ルクセンブルクでも、最近は、週末や長期学校休暇中に列車の運行を止めて、工事を集中的に行っています。主要路線の列車を長期間全面的に止めて、駅の線路を完全に撤去して工事を行うのは、日本では考えられないです姿です。大都市がないルクセンブルクだから、できる近代化工事です。
自国語であるルクセンブルク語表示がなく、フランス語での代行バス表示のみなのは、官庁の官報と同じですが、ルクセンブルク人には、おかしく感じられるでしょう。特に、北部地方は、ドイツ語がメインで、フランス語を話せない人も多いのに。
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