年が明けて1月になると、クリスマス市もクリスマスイルミネーションもなくなり、ひときわ暗く感じますが、今年の1月は、月間日照時間がわずか27時間で、なんと1日当たり1時間に満たないとの気象結果がルクセンブルクの気象局から発表されました。同期間の東京での日照時間が195時間でしたから、7分の1にも達しないです。日が出た日数は、半数にも満たない14日で、うち2日間はわずか0.1時間で、2時間を超えたのも4日間に過ぎなかったです。まだ、冬で日も短かい上に、2022年1月の54.6時間、過去平均の52時間をも下回る、記録的な短さでした。もっとも1月の過去最低であった1990年の12.5時間よりは倍以上でしたが。1月の過去最高は1947年の95.5時間でした。ちなみに月間日照時間の過去最低は1993年12月の3.7時間でした。
今年の1月で日照時間が長かったのは、21日の6.6時間、次いで18日4.9時間、29日4.4時間、17日3時間でした。
一方、月間降雨量は1平米当たり102リットルで、昨年1月68.6リットルの1.5倍、過去平均の72リットルの1.4倍と多く、湿度も月間平均91%と、とても湿った月でした。80%を割った日はわすかに2日間のみでした。1日74%と18日79%。
ただ、平均気温は3.3度で、過去平均の1.4度、昨年の1.9度を上回って、1月としては暖冬でした。最低気温は19日の、マイナス5.9度、最高気温は1日の12.3度で、16日までは最低気温が0度を超えていましたが、17日からは27日の0.8度を除いて、氷点下に下がって寒くなりました。
なお、今年の1月詳細は次のサイトで
https://www.meteolux.lu/fr/filedownload/98/202301_r%C3%A9sume_journalier_janvier_2023.pdf
過去のデータは次のサイトで
https://www.meteolux.lu/fr/filedownload/467/annuaire_climatologique_2022.pdf/type/pdf
それぞれわかります。