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The tram extension to the Cloche d’Or (トラムがCloche d’Orまで延長)

東京も梅雨明けで猛暑になっているみたいですが、ルクセンブルクも7月中旬になってよく晴れて日向では30度を超える暑さにになってきました。7月7日に計画通りトラム(路面電車)の南部ルートが延長されて、Cloche d’Or を経て、新たに建設された新競技場とパーク・アンド・ライドの屋内駐車場がある地区まで延長されました。新たに新設された路線はBonnevoeからHowald駅を通ってCloche d’Or のショッピングセンター、ビジネス街を通過する5駅が設けられました。駅名では次の5駅です。

« Scillas »

« Howald Gare »

« Lycée Vauban »

« Waassertuerm »

« Stadion »

18日に初めて終点まで乗ってきましたが、まだ途中の線路脇工事は完了しておらず、途中の国鉄Howald駅をまたぐ陸橋上も唯一単線になって複線工事が終わっていませんでした。また、今回新設された区間は、従来の路線の半分しか運行しておらず、相変わらず半数は従来の終点であったLycée Bouneweg止まりでした。混雑時が8分おきに対し、閑散時は10分おきなので、待ち時間が従来路線の倍になりました。
地元メディアの記事のリンクを参考として掲載します。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2211653.html

これで南部ルートは一段落しましたが、次のLuxExpoから空港までの路線は建設中で2025年春開通が予定されています。このトラム工事は国家プロジェクトで優先度が高いため、ルクセンブルクとしては、コロナ期間中の工事停滞後、異例の週末、夜間突貫工事でLycée Bounewegまで当初予定通りに開通させて、驚かされました。

一方、国鉄の古いインフラ改善とルクセンブルク・ベッテンブルグ間の新路線開設工事などが学校休暇中に集中的に行われ、バスの代替輸送に置き換えられていますが、今夏は、ルクセンブルク・ベッテンブルグ間が9月中旬までの2か月間すべての列車運行がなくなっています。2か月も列車を止めるのは、日本では考えられないです。渋谷駅の改造を運行をほとんど止めずに行った日本とは技術力の差を感じさせられますし、不便に耐える国民性の違いも大きいです。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2212044.html
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2215373.html