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非常事態宣言下の首都風景

ルクセンブルク政府が非常事態宣言を3月17日に発令してから10日間が経過しましたが、皮肉にも天気は1日を除いて連日晴れの日が続いています。先週は15度を超えていましたが、先週末から急に寒くなり10度以上も下がりましたが、徐々に気温も再び上がってきて、27日には再び15度を超え、日なたでは21度にも達してぽかぽか陽気でした。ルクセンブルクの外出制限はフランスのように厳しくなく、自宅待機を要請はされていますが、食品や医薬品買物以外に、個人や同居家族との散歩やジョギングは認められています。春の花が一斉に咲き始めてきれいになったので、久しぶりに家から歩いて、市中心部を経由して、大駐車場手前の大公園まで散歩してきました。市中心部は観光客の姿は全くなく、人通りもほとんどなく、まるでゴーストタウンみたいでした。しかし、公園にある噴水側の春の花が多く植えられた場所にあるベンチでは、子供連れや若い人がベンチに座って日光浴を楽しんでしました。感染者数が今週になって、802人も増加して、ついに27日現在合計1605人に達し、日本の1478人をわずか人口60万人の国が上回りました。一日で152人感染者が増加し、死者も6人増えて15人になりました。感染者が多いのは、人口当たりの検査数が世界で一番多いためです。在宅勤務で、家から接続している人が増加したせいか、インターネット接続できないサイトが増えて、朝から夜8時頃までは、一部のサイトを除いてアクセスできなくなりました。かってなかった事態です。