令和元年11月3日付けで発令された令和元年秋の外国人叙勲で、ルクセンブルクのジャン・クロード・オロリッシュ枢機卿が旭日小綬章を受章し、12月17日日本大使公邸において、勲章伝達式が開催されました。
オロリッシュ枢機卿は、ウィキペデアによりますと、「1958年8月9日にディフェルダンジュ (Differdange)で生まれ、フィアンデン (Vianden) で育つ。1981年にローマの神学大学を卒業してイエズス会に入会し、1985年に来日する。上智大学で日本語を学んだ後、1989年からフランクフルト、ミュンヘンでドイツ学を学ぶ。1994年に上智大学外国語学部ドイツ語学科講師に就任し、1999年に同学科助教授、2006年より教授となる。ドイツ語学科長、上智大学カトリックセンター長、同ヨーロッパ研究所所長、同副学長(学生総務担当)を歴任する。 2011年7月12日、教皇ベネディクト16世によりルクセンブルク大司教に任命される。同年10月16日、ルクセンブルクのノートルダム大聖堂にて叙階され、ルクセンブルク大司教区で3人目の大司教(司教としては8人目)となった。 」とあります。
2019年10月5日には、先月38年ぶりに来日した教皇フランシスコにより枢機卿に任命されています。
大使館のホームぺージでは、勲章伝達式の項目で受章理由について、次のように記載されています。
「今回の受章は,26年間日本に滞在し,上智大学において副学長等務めたオロリッシュ枢機卿の日・ルクセンブルク間の学術交流及び相互理解の促進への貢献を評価したものです。式典には,グラメーニャ財務大臣,エッチェン国民議会議長,ワグナー司教補佐等が出席されました。」
オロリッシュ枢機卿、受章おめでとうございます。
なお、写真は日本大使館から提供を受けて、掲載しています。