クリスマスマーケットの風物詩的お土産といえば、クリスマスツリー飾りだったり、クルミ割り人形だったり。
ルクセンブルクのクリスマスマーケットも当然クルミ割り人形を売っているお店があります。
今年の訪問では、個人的に聖二コラにまつわるお土産を集中的に探していたのですが、密かな期待通り!?聖二コラのクルミ割り人形がありました!
(ルクセンブルクは、世界で唯一聖二コラを祝う12月6日を小学校の休日にしています。特にルクセンブルクの子供達にとっては、非常に重要で楽しみなイベントです。)
聖二コラはこの中のどこに隠れているかお分かりでしょうか?
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正解は、こちらです!(真ん中の黄色囲部分)
赤いローブに品格のある大きな十字入り帽子と渦をまいた杖。紛いもなくイメージ通りの聖二コラです。顔の表情も通常のクルミ割り人形と比べどこか優しい雰囲気で、これだけ沢山のクルミ割り人形があるにも関わらず、こちらの在庫は残り一つだそう。ただ少しサイズがかなり大きいのが難点で、他にもう少し小さめの聖二コラは?とお店の方に聞いたところ、もう一人いるとの事。
どこに?
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それが、右下の茶色の衣装・三角帽子のものだそう。
おおー、大きさも理想的!?と喜んだのも束の間、どうもイメージと違います。
赤ではなく、焦げ茶色の洋服に焦げ茶色の山形ハット。手にはモミの木?と麻袋。。。
本当に聖二コラですか?とお店の方に再度聞いたところ、箱をみせてもらい、確かに聖二コラウス(ドイツ語)の表記が。。
イメージと違うものの、価格と大きさのバランスが良く、顔の表情も柔らかさがない点が個人的には好みで、聖二コラが生きていた当時の姿の再現かな?などと変な推測をしてみたり、、、2体を大人買いする余裕もなく、クリスマスマーケットをグルグル廻って悩み、結局最後は大きさと顔の好みでこちらの聖二コラを日本に連れて帰りました。
詳しい方にお聞きしたところ、少なくともルクセンブルクの聖二コラではなく、きっとこれはドイツのサンタクロースの原型ではないかとの事。「珍しいわ、いい買い物をしたわね。」と褒めていただきました。
終わりよければ全て良し。小さなモミの木が愛くるしいです。